東京五輪招致に関する賄賂、汚職疑惑に問われている竹田恒和氏のお家柄がガチで凄いことが分かりました。
自身以外のご両親と兄が元皇族であることから、その血筋がどのようなお家柄なのか家系図を調べてみました。
また、竹田恒和氏の汚職疑惑問題になぜか紐付けされている事件が、多額の収賄容疑に問われている元日産社長のカルロス・ゴーン氏の事件。
今回は、武田恒和氏の驚くべき家系とカルロス・ゴーン氏の事件との関連性について調べてみました。
竹田恒和のプロフィール
竹田恒和(たけだつねかず)
生年月日:1947年11月1日(77歳)
出身地:東京都
職業:実業家
日本オリンピック委員会(JOC)元会長
元国際オリンピック委員会(IOC)委員
元2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副会長
国際馬術連盟名誉副会長(終身)
日本馬術連盟副会長
アジアオリンピック評議会副会長
旅行会社せとうちLTKトラベル代表取締役会長
パーク24株式会社社外取締役
旧皇族・竹田宮恒徳王の三男、母親は恒徳王妃光子だが、両親が後続を離れた後に産まれたため皇族ではない。
慶應義塾幼稚舎から慶應義塾にて一貫教育にて学び、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業する。
馬術を始めたキッカケは父親の影響では無く、小学5年生の時に同級生の通う乗馬クラブに興味を持ったこと。
中学生時代から馬術部に在籍し高校、大学でも馬術を学ぶと、1972年ミュンヘンオリンピックに日本代表として馬術の障害飛越競技に出場、乗馬はジョセフィンで個人42位、団体16位だった。
その後の1976年モントリオールオリンピックにも出場、乗馬はフィンクで個人39位、団体13位になった。
選手を引退後「世話になった慶應大学の馬術部に恩返しがしたい」と考え、コーチ、監督を12年間務める。
竹田恒和の家系図
竹田恒和氏のルーツを辿るために竹田家の家系図を調べて驚きました。
ご両親が元皇族であることは調査済みでしたが、あらためて竹田家の家系図にて竹田恒和氏の実家の繋がりを確認すると、ご両親のおじいちゃんにあたる人物に明治天皇の名前があります。
つまり、明治天皇のひ孫にあたるのが竹田恒和氏ということになります。
たとえご自身が皇族ではないとしても明治天皇の遺伝子を受け継いでいる高貴な血筋の人物であることにはかわりません。
そのような家系に生まれた人物がIOC委員として汚職疑惑を持たれることで、日本の皇族の品位が世界から軽く見られる恐れにも繋がる可能性も少なからずあるのではないでしょうか。
竹田恒和の交通事故
竹田恒和氏は馬術選手時代に、自身の運転する自動車で女性に接触して死亡させる交通死亡事故を起こしています。
しかし、事故で亡くなった被害者の遺族に対して1億円ともいわれる慰謝料を支払い示談を成立したことで、起訴も逮捕もされず刑事責任を問われておりません。
それどころか、事故後わずか1年たらずでオリンピックの日本代表選手として出場しています。
かなり昔の話とはいえ人の命を奪っておきながら、僅かな選手活動の自粛期間を経てオリンピックに国を代表して出場していることへの不信感については今でも様々な意見があります。
昔は交通事故への刑罰は緩かったし、金さえあれば、札束を被害者一家に積んで警察に不起訴の嘆願書を出してもらうなんて今でも普通に行われています。
彼もそうしたと言われています。引用:ヤフー知恵袋
上のような意見があるのも事実で、日本だけでなく諸外国でも昔から権力者や富裕層の加害者が経済的なチカラで公正なハズの治安機関に影響を与えている「裏口」や「買収」といわれるよろしくないイメージがつきまとうと言われています。
竹田恒和とゴーンは繋がるのか?
竹田恒和氏の汚職疑惑についてフランス司法当局が訴追した背景には、国際的な政治背景が少なからず影響しているのでは?といった意見があります。
その理由として浮上したのは、日本で再逮捕された元日産社長のカルロス・ゴーン氏と言われています。
「国際政治の世界では『自国民が不当な理由で他国に拘束された』と考えたら、報復するのが鉄則。沈静化していた捜査がこのタイミングで訴追手続きに入ったことは、日本政府に強烈なパンチを与えたことになる。日本政府は表向き否定するでしょうが、政治家なら誰もが『フランス政府からのメッセージ』と捉えたはずです」
国際政治において2国間での逮捕や身体拘束の応酬は日常茶飯事に行われているそうです。
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の最高財務責任者が米国の要請によりカナダで逮捕されたことを受け、中国は同国内にいるカナダ人のビジネスマンや元外交官を拘束
ロシア人女性がスパイ容疑により同国で有罪になると、ロシアは同月に米国人男性を同じくスパイ容疑で拘束
同じ程度の容疑を理由にお互いが相手国の国民を拘束することは、事態をさらに悪化させないための手段であり知恵であるといわれています。
なので、東京五輪招致の為に多額の賄賂が疑われている竹田恒和氏をフランス司法当局が訴追する背景には、日本が不正に多額の資金流用を疑うカルロス・ゴーン氏を再逮捕したことに対するフランス政府の国際政治においての報復行為を疑う可能性は全くゼロではないようです。
竹田恒和は努力の人?
これまで賄賂や汚職疑惑に問われている竹田恒和氏について良くないイメージばかりご紹介してきました。
とはいえ、一方では竹田恒和氏について良い印象を持つ意見も多くあります。
学歴は一貫教育ですが慶應義塾大学法学部卒なのでコネだけでは卒業は出来ないハズです。
さらには実際に2度のオリンピック出場を果たしていることからも馬術においても確かな実力が必要になる…と思われますね。
それに汚職疑惑を問われている東京五輪招致問題については、資金の流れについては真相は不明ですが実際に招致活動を行うためにかなりの努力をされた方であることは事実のようです。
2016年の五輪開催の招致に失敗した際には、
「当時の石原慎太郎都知事から『委員会は本当にだらしない。国際的人脈がなさすぎる。努力が足りないから落ちるんだ』と叱責されたんです。普段は穏やかな竹田さんも、これは頭にきたようです。『私の人生をかけて次の選考は成功させてみせる』と、激しい口調で話していましたから」(JOC関係者)
このように語っていた武田恒和氏は、その後の1年間で約50ヵ国を訪れ、80人近いIOC委員と個別に会談をしたそうです。
武田恒和氏本人が「総移動距離は地球10周分以上」と話すほど過酷で熱烈な招致活動によって海外に多数の人脈を広げる努力をしています。
武田恒和氏と東京五輪招致活動でタッグを組むために会長職を辞したスポーツ用品メーカー「ミズノ」の元会長の水野正人氏も彼の努力に驚いていました。
「水野さんも驚いていました。初めて会った時は大人しい人だなという印象だったそうですが、東京での五輪開催が決定すると、周囲にこう漏らしていました。『物静かな竹田さんに、執念を感じた。涙ぐましい努力をなさったんだと思う』と」(前出・JOC関係者)
並大抵の努力では人の心を動かすことは難しいと思います。
なので、汚職疑惑はあるものの五輪招致にかける竹田恒和氏の執念の努力はガチであることは間違いないでしょう。
まとめ
今回は東京五輪招致をめぐる賄賂、汚職疑惑を問われている元JOC会長の竹田恒和氏の家系図と元日産社長のカルロス・ゴーン氏の繋がりについてご紹介してきました。
明治天皇のひ孫にあたる血筋である竹田恒和氏には驚かされました。
そんな由緒ある血筋の人物でも罪に問われるような過ちを犯すのか疑いますが、真実であれば五輪招致への執念の果てにやむなく選んだ手段だったのでしょうか?
カルロス・ゴーン氏との直接的な繋がりは無さそうですが、国際政治の目に見えないルールにより紐付けされた二人の可能性がありそうですね。
とはいえ竹田恒和氏について色々調べてきましたが、人間的に良くない人物なのかどうかは表面だけでは本当に判断できないですね。
最後までご覧いただき有難うございました。