2020年5月22日に東京高等検察庁検事長を辞任した黒川弘務氏。
法務省で司法制度改革の中枢的な役割を担ってきた超エリート官僚の退任で、その年収や退職金はいったいどれくらいなのでしょうか?。
また、検事長の定年は63歳ですが、さらに半年間の定年延長になった理由や経緯についても気になる人は多いようです。
そこで今回は『黒川弘務(元東京高検検事長)の年収や退職金が凄い!定年延長との繋がりも』
と題して、黒川弘務氏の年収や退職金、定年延長との繋がりについて調査したのでご紹介していきます。
黒川弘務のプロフィール
黒川弘務(くろかわひろむ)
生年月日:1957年2月8日
年齢:67歳
出身地:東京都
出身校:東京大学法学部
前職: 東京高等検察庁検事長
趣味:犬の散歩、麻雀、カジノ
黒川弘務氏は、日本の検察官や法務官僚としてキャリアを積むと、法務省大臣官房長や法務事務次官、東京高等検察庁検事長といった司法に関わる重要なポストを歴任。
法務省に異動すると、小泉純一郎内閣の下で推し進められた司法制度改革では、文部科学省の合田隆史氏や日本司法支援センター理事長の板東久美子氏とともに中枢的な役割を担いました。
最終経歴となる東京高等検察庁における黒川弘務氏の役職は検事長です。
木村拓哉主演のドラマ・HEROにおける角野卓造が演じた牛丸豊は「東京地検城西支部」でしたが、黒川弘務氏の務めていた高等検察庁はそのさらに一つ上になるようです。
黒川弘務元東京高検検事長の年収はいくら?
検察官の給料は「検察官の俸給等に関する法律」で定められています。
それによると黒川弘務氏が務めていた東京高検検事長の給料は月に133万4000円が基本給となっており、それに各種諸手当が一般職同様に付与されるようです。
ですから、単純計算で月額133万4000円の12か月分だと1593万6000円(約1600万円)となります。
さらには一般的な国家公務員と同様にボーナスも支給されるとのことなので、民間企業の動向にも影響されますが約4.5か月前後が平均的な数値となるようです。
なので、133万4000円の4.5か月となると600万3000(約600万円)となります。
それぞれの金額を合わせたものが年収と考えられますので、東京高検検事長の年収は約2200万円くらいが基本的な金額になり、さらに各種諸手当が付与されているということです。
これらの金額が基本額として支給されるワケですから、毎月100万円使っても年間1000万円は増えるのならギャンブルが趣味だと言われても頷けますね。
黒川弘務元東京高検検事長の退職金が凄い!?
さてさて毎月100万円以上を趣味で使えるお小遣いがある黒川弘務氏ですが、検察長を退任したことで得られる退職金はさらに高額になっていることに…?
そう思っていたらやはり一般人には想像するしかないとんでもない金額のようです。
退職金についての計算方法が複雑なため実際の金額こそ明かされていないものの、約7000万円ほどではないかと言われています。
黒川弘務は7000万円もらったら何をするのでしょうか?
退任したことで気兼ねなく趣味のギャンブルに没頭出来るかもしれませんね。
仮に、もしもアナタが7000万円もの大金を手に入れたら何に使いますか?
堅実に貯金する方もいれば、さらに投資で儲けようと考える方もいるでしょう。
一般人からすれば、旅行や美味しい物をいっぱい食べてもなかなか使いきれないような大金ですよね…!
黒川弘務元東京高検検事長の定年延長との関係は?
黒川弘務氏は63歳の誕生日を迎えることで定年となり退任する予定でしたが、法改正によって半年間の定年延長が決定した経緯があります。
法務大臣の森雅子からは「検察庁の業務遂行の必要性に基づき引き続き勤務させる」と説明されていました。
どうやら日本の政治のトップである内閣に近い場所で長年仕事をしていた黒川弘務氏が離れることに際して、定年延長を安倍首相が任命したカタチになっていますが、その背景にキナ臭さを感じている人は少なくないのではないでしょうか。
定年を前にした黒川弘務氏からの要望で法改正がなされるようなことは、普通に考えてもあり得ないですね。
しかし、このような法改正を早急に推し進めた背景にあるのが、黒川弘務氏個人の理由でないとするならば、考えられる理由には検事長に留まっていることで都合良しと考える組織的な闇の部分があるのでは?と良くない憶測が飛び交ってしまうのも仕方がないことですね。
ハッキリとした理由が明確にならない状況での定年延長になったものの、結果としてその後に不祥事の発覚によって検事長を辞任することになった黒川弘務氏でした。
黒川弘務元東京高検検事長の趣味もヤバい
すでに世間に周知されている通り、黒川弘務氏は賭け麻雀とやっていたことで検事長と辞任することになりました。
大きな愛犬の散歩をしている写真が報道されたことで話題になったが、愛犬の散歩は趣味の一つなんだとか。
週刊文春の取材に対して、
「あなたのせいで僕の趣味の犬の散歩ができなかった」
と不快さを表す一幕もあったようです。
犬が大好きで散歩が趣味とは、愛犬家の方々が喜ぶのではないでしょうか。
その他にも麻雀やカジノといったギャンブルが趣味というのも周知の事実のようです。
黒川弘務氏は休日に韓国やマカオのカジノに遊びに行くことが報道されていました。
でも、それは海外での合法なギャンブルであるために、個人の趣味だとしても問題にはならないでしょう。
しかし、問題は司法に携わる職務にある黒川弘務氏が、ただの麻雀ではなく賭けマージャンをしていたことがバレたことが問題です。
報道されたのは産経新聞記者の自宅で「接待賭けマージャン」をしていたこと。
不要不急の外出を避けるステイホーム週間中の緊急事態宣言下にもかかわらず、産経新聞社のハイヤーで送迎されて産経新聞記者の自宅マンションを訪れ深夜まで3蜜状態で賭けマージャンをしていたのはダメでしょ。
しかも、産経新聞記者の自宅マンションを訪れて「接待賭けマージャン」をしていたのが、一度ではないことも明らかになってしまうというダメっぷりはヤバいと思います。
法の下で中立な立場である司法に携わる人でも、プライベートでは法を犯してまでも遊ぶことを趣味とするのは残念ですね。
まとめ
今回は元東京高検検事長の黒川弘務氏の年収や退職金、定年延長の理由や経緯について調べた情報をご紹介してきました。
日本の司法を担う重要な職業だからこその高額な年収や退職金はさすがに凄いと感心してしまいます。
超エリート官僚として定年まで司法の中心的な役割を担ってご活躍されたことはとても素晴らしいことだと思います。
しかし、その一方では法を犯してまで賭けマージャンを楽しむ一面を明かされてしまうと、その功績や人間性までも疑わしいと感じる世間の声はけして少なくないことでしょう。
世の中に完璧な人間はいないと言われますが、国の司法を担う人までも裏では法を犯しているという事実には本当に残念です。
最後までご覧いただき有難うございました。