中高生のみならず幅広い層から人気のリトグリことLittleGleeMonsterは、5人で活動している女性ボーカルグループです。
しかし、2014年にメジャーデビューしたときには6人組のグループでした。
さらに「放課後ハイファイブ」でデビューする前のグループ結成時である2012年までさかのぼると、もともとは7人で活動していました。
そこで今回は、リトグリを脱退したメンバースポットを当て、グループを脱退した理由や時期、そして今現在は何をしているのかについて追っていきます。
リトグリを脱退した元メンバーのプロフィール
結成時に7名だったリトグリは、途中に現メンバーのmanakaの加入がありましたが、これまで計3人が脱退しています。
まずは脱退してしまった3人の元リトグリメンバーのプロフィールを簡単にご紹介します。
元リトグリメンバーLINAのプロフィール
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本名:吉村リナ
生年月日:1999年6月24日(25歳)
出身地:東京都
脱退時期:2013年7月
LINAは2012年7月より開催された最強歌少女オーディションに合格し、リトグリへ参加することになりました。
俳優の城田優とは異父兄妹で、母親がスペイン人のハーフです。
元リトグリメンバーYUKAのプロフィール
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本名:坂本有香
生年月日:1999年4月20日(25歳)
出身地:大阪府
脱退時期:2013年10月頃
YUKAは、リトグリの結成のきっかけとなった2012年7月に行われた「最強歌少女オーディション」が行われる以前から活動していた「最強歌少女(仮)」のうちの1人でした。
パンチのある歌声で、デビュー前からその歌声に魅了されるファンも多くいました。
元リトグリメンバー麻珠のプロフィール
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本名:荒井麻珠
生年月日:1998年4月25日(26歳)
出身地:東京都八王子市(グループ在籍時は山梨県)
脱退時期:2017年6月
LINAと同じく、2012年7月より開催された最強歌少女オーディションに合格し、リトグリへ参加することになりました。
歌の上手いメンバーの中でも正確な音程と透明感のある声で、癒し系の麻珠として人気がありました。
リトグリを脱退した理由/原因は?
LINAがリトグリを脱退した理由や原因
LINAの脱退は2013年7月にリトグリのツイッター公式アカウント上で発表されましたが、脱退の理由については「一身上の都合」としか書かれていません。
メンバーとの不仲説も脱退の理由としてあげれていますが、兄の城田優さんが最近までリトグリと同じ事務所(ワタナベエンターテインメイント)に所属していたことやテレビ番組で歌の共演をしていたことを考えると、不仲説は信じがたいものもあります。
脱退の直接の理由はいまだはっきりとわかりませんが、のちにインタビューのなかで、小中学校のときには女優になりたくて毎日レッスンに通っていたけれども、その夢はなくなったと語っています。
もしもLINAにとって、女優も歌もやりたいと思って歌のオーディションを受けたのであれば、合格したことでコーラスグループの一員で活動することは、想像していたものと違っていたのかもしれません。
また、リトグリはデビューまでに、幾度か合宿などもあったようです。
グループに選ばれた時点でデビューできることが決定したわけではなく、そこから選抜やデビューに向けての活動のなかで、LINAは結果的にリトグリを離れることを選んだのかもしれませんね。
YUKAがリトグリを脱退した理由や原因
YUKAの脱退についてははっきりと脱退の理由は語られていませんが、2013年10月のライブを2回体調不良で欠席し、その後リトグリでの活動をしていません。
こちらもはっきりとした理由や原因はわかっていません。
リトグリは正式デビューまでの間、武者修行ともいえるようなライブ活動を続けていましたが、そのなかでYUKAは、ライブを仕切ることもある中心的な存在でした。
中学生という時期にリトグリデビューに向けての活動や音楽の厳しいトレーニングに励んでいくなかで、不仲まではいかなくてもさまざまな葛藤があったことは想像できます。
そしてYUKAの脱退前にはLINAの脱退、manakaの加入もあり、メンバーもめまぐるしく入れ替わりました。
リトグリというコーラスグループを作り上げるために、メンバーの声のバランスや相性なども考慮する必要もでてきます。
ハーモニーを作り上げられるメンバーが最終的にデビューするメンバーとして残ったという考えかたもできるかもしれません。
麻珠がリトグリを脱退した理由や原因
麻珠は2017年4月にリトグリでの無期限活動休止を発表していますが、その時にオフィシャルサイトに掲載された理由は「リトグリの活動をお休みして、自分のペースで音楽について様々な勉強をしたい」というものでした。
そして、無期限活動休止を発表から2か月後に脱退しました。
念願の武道館公演を終えた後ということもあり、勢いづいているグループとそれを応援してくれるファンに大きなショックを与えないように活動休止というワンクッションをおいたのかもしれませんね。
活動休止発表時のメンバーのコメントで、かれんは麻珠に何度も気持ちを確かめたけれども、新しい道を進もうとする麻珠の決心は固かったと明かしています。
急な活動休止発表と脱退だったため、その理由はさまざま憶測は呼びました。
ファン公認の仲であったアーティストのZYUN.の存在に加え、Twitterで妊娠を匂わせるツイートがあったため「妊娠説」まで出ました。
しかし脱退から数年がたった現在でも、これについては正式な発表などはされていないため真相はわかりません。
リトグリを脱退した時期はいつ頃で元メンバーの今現在は?
LINAのリトグリ脱退時期と今現在
LINAの脱退時期は2013年7月ですが、リトグリのメジャーデビューは2014年ですので、デビュー前の脱退でした。
脱退後の2015年には 、モデル事務所のエイジアクロスが開催したモデル発掘オーディションで審査員特別賞を受賞し、モデルとしての活動も始めました。
しかし、うつ病と摂食障害を患っていたということがのちに明かされています。
LINAは3歳からキッズモデルとして活動し、6歳から芸能事務所に所属していたため、周囲の容姿に対する要求にこたえるために食事制限のダイエットをするうちに摂食障害になっていったそうです。
17歳の時にはうつ病と摂食障害療養のため、母親の故郷のスペインで10か月過ごしたそうです。
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その後、摂食障害を克服した経験を生かし、ビーガンのためのレシピ本を出版するなどの活動をしています。
現在は「未来リナ」という名前で、ライフスタイルクリエーターやモデルとして活動しています。
最近は城田優の妹ということでテレビで紹介されることもあるため、逆にリトグリのメンバーだったということを知らないかたも多いかもしれません。
YUKAのリトグリ脱退時期と今現在
YUKAは正式に脱退を発表されていないため脱退時期ははっきりとしていませんが、2013年10月以降リトグリでの活動をしていないため、その頃が脱退時期とされています。
LINAと同じくリトグリデビュー前の脱退ということになります。
脱退後は「DIVABLE」というユニットを結成し大阪を拠点に活動していた時期もあったようですが、現在は解散しているようです。
滋慶学園グループの音楽専門学校の学内オーディションで現在のプロデューサーに見出され、2020年1月にyukaDD(;´∀`)という名前でソロアーティストとしてデビューを果たしています。
メジャーデビューのシングル「Carry On」は、橋本環奈の主演映画「シグナル100」の主題歌に起用されるなど、早くも注目を集めています。
そして最終目標はグラミー賞という大きな夢を掲げ、日本語、英語だけでなく中国語で歌うことにも挑戦しているそうです。
麻珠のリトグリ脱退時期と今現在
麻珠は2017年4月にリトグリでの活動休止を発表後、その2か月後の6月30日に脱退しました。
その後2年の充電期間を経て、令和の初日である2019年5月1日に荒井麻珠としてソロ活動をスタートしています。
2020年1月にシングル『Find MySelf!』を、5月にはシングル『DOOR』をリリースし、どちらもオリコン週間ランキングでトップ10入りしました。
また、クリエーター「Maju Arai.」として、ももいろクローバーZの楽曲のコーラスアレンジなど担当しています。
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そして交際を噂されていたZYUN.も歌手としての無期限活動休止を発表し、プロデューサーとして荒井麻珠のプロデュースをしていくとインタビューで答えています。
交際の真偽はわかりませんが、麻珠はZYUN.のことをアーティストとして尊敬していることは発言からもわかります。
なので麻珠がリトグリの脱退理由として音楽の勉強をしたいと言っていたことは、リトグリとは別でZYUN.のもとでソロ活動をしていきたかったということなのかもしれないですね。
まとめ
今回はリトグリを脱退したメンバーにスポットをあててご紹介してきましたが、共通しているはリトグリを脱退したあとも何らかの形で復帰をしているということです。
リトグリはもともと歌の上手い若い女の子が集まったグループでしたので、歌に対する思いの違いやグループ内での葛藤など想像の範囲ですがあったのではないでしょうか。
結局リトグリからは離れてしまいましたが、それでも芸能界を引退する道を選ばなかったのは、歌や何か他のことで表現していきたいという気持ちは持ち続けていたということなのかもしれません。
そんな彼女たちのことを今後もあたたかく見守って応援していきたいですね。