2012年から活動が始まり、その圧倒的な歌唱力で私たちのハートを鷲掴みにする女性ボーカリストグループのLittle Glee Monster。
もちろん歌唱力だけでなく、5人の可愛らしいルックスにも視線が集まります。
ですがグループでもムードメーカーとして、リトグリに無くてはならないメンバーの芹奈さんの活動休止が2020年12月に発表され、公式サイトでの発表では体調不良が理由とのこと。
2021年6月には活動再開が報じられましたが、病名は「双極性障害」「ADHD」 と発表されました。
こちらの記事では、芹奈さんの活動休止理由とされる「体調不良」についてかなり深堀りしてみました。
Little Glee Monster芹奈が病気でグループ活動休止
2020年12月20日に発表されたニュースは、ファンの皆さんにとって受け入れがたい事実でした。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、Little Glee Monsterメンバー芹奈が体調不良のため、医師の指導により一定期間休養と治療に専念することをご報告致します。
いつも応援して下さっているファンの皆様、関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけ致しますことお詫び申し上げます。
活動再開につきましては本人の体調を第一に優先し、また改めてご案内させていただきますので、何卒ご理解賜れますと幸いです。
Little Glee Monsterは引き続き、かれん、MAYU、manaka、アサヒの4名で活動を継続して参ります。
皆様の変わらぬあたたかい応援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
もちろん芹奈さんの体調が一番です。
が、やっぱりいつもの歌声が聞けなくなるというショック、芹奈さん推しの方にとってはツラいものがあったはず…。
リトグリ芹奈のプロフィール
芹奈(せりな)
本名:長谷川 芹奈
生年月日:1998年6月1日
年齢:26歳
出身地:大阪府
身長:153cm
血液型:A型
メンバーカラー:青
かなり間違えやすいですが、芹奈さんの名前は「芹那」ではありません。
以前SDN48に所属していた芹那さんとは全くの別人ですのでお間違えなく!
リトグリとしての活動を通していく中で、メンバーたちとも徐々に打ち解けていった芹奈さん。
そして今やムードメーカーとも言える存在に。
本当にここまで全力で走ってきたという感じが伺えますよね。
リトグリ芹奈の活動休止の原因/理由
ファンにとって、どうしても気になる「体調不良」という言葉の真相。
その理由について、2021年5月31日に所属事務所より芹奈さんが「双極性障害」「ADHD」であることからの一時休養と発表されました。
双極性障害とADHDという言葉、なかなか耳慣れない方もいると思います。
ですが、ADHDについては発達障害に対する考え方と共に、近年徐々に世間に浸透してきています。
1. リトグリ芹奈の活動休止理由は病気が原因か
元々リトグリとして活動する中、芹奈さんと言えばライブのパフォーマンス中に舞台袖にはけたり、ライブ後にはしゃがみ込むように倒れるといった姿も目撃されていました。
そういった芹奈さんを心配するファンも多かったようで、この度の活動休止の報せに驚いた方も少なくないはずです。
しかし、そんな芹奈さんの姿はライブへの全力投球によるものと思われます。
なのである種、力を使い切ったようなイメージで考えても差し支えないのではないでしょうか?
だからこそ、芹奈さんの病気が活動休止の原因なら、問題はもっと根深いところにあるのでは…?という話になってくるワケですね。
2. リトグリ芹奈の活動休止理由はメンバーの不仲説からきてる?
芸能活動をしていく上で女性グループにとっては付き物のこの話題。
グループ内のメンバー同士でどんなに仲が良くても、こういったウワサはついてきてしまいます。
よっぽどわかりやすく根拠になるような情報ソースがあるなら別ですが、リトグリに関してはそういった情報元はありません。
「活動最初期の頃、芹奈は他のメンバーたちに心理的な壁を作っていた。」
こんなウワサこそありますが、リトグリの一員として生きていく中で少しずつ打ち解けていったとも言われています。
…だからこそ、ここで「ADHD」というワードが出てくるのです。
ADHDと言えば、空気が読めない人の代名詞みたいなイメージを持たれる方もいるハズ。
そんなADHDの特徴として有名なのが「時間を守れない」「忘れ物が多い」「空気が読めない」といったもの。
2020年6月に投稿された芹奈さんのインスタグラムが「外での食事の際にマスクをしていない」とのことで炎上しました。
結局マスクは所持していたものの、「パッと見で言わないで、ちゃんと写真みてよ」という芹奈さんのコメントが怖いなどと物議を醸すことに…。
2020年は新型コロナで誰もがピリピリしていた時期。
事務所やメンバー達から苦言を呈されても仕方ないとも言えます。
リトグリはグループで活動するのがお仕事。
ですので、ある程度のミスは許されてもそれが普通になってしまったなら、どうしたって不満は溜まるのが人間というもの。
メンバーにとって、不仲説が囁かれること自体面白くないでしょうから表に出すことはないハズ。
それでも「また芹奈!?」なんてことにならないように私たちは願うばかりです…。
リトグリ芹奈を襲った病気とは?
芹奈さんの体調不良の原因として発表された双極性障害とADHD。
2021年5月31日に報道されたニュースでは以下のように報じられました。
双極性障害とは、躁状態とうつ状態をくりかえす病気。かつては「躁うつ病」といわれていた。
躁状態のときは寝なくても平気というほどに活動的になり、大きな買い物をしたりするという。一方でうつ状態では落ち込み、家から出られなくなったり、他人とコミュニケーションがとれなくなったりする。双極性障害ではそういった両極端な状態をいったりきたりする。
躁とうつの状態が現れる間隔は、数カ月のこともあれば、数年で入れ替わることもあるという。
またADHDは「注意欠如・多動症」と呼ばれ、年齢や発達に不相応なレベルで、注意力が散漫で落ち着きがなく、衝動的な行動を取る病気。その状態が6カ月以上続いていることが要件という。原因はよく分かっていない。
この説明は厳密には正しいとは言えません。
それは何故でしょうか?
少なくともADHDは病気ではなく生まれ持った性質だからです。
ここでは双極性障害とADHDについて簡単に説明いたします。
もちろんここで書かれていることだけが全てではありません。
簡単には説明しきれないほどに精神障害や発達障害は広い意味の言葉なのです。
双極性障害(躁うつ病)
気分(つまりは自身のテンション)の浮き沈みがあまりにも激しくなるというもの。
激しい躁(そう)状態と、大きく気分の落ち込むうつ状態の両極端になると、この双極性障害I型と診断されます。
軽めの躁状態と、大きく気分が落ち込むうつ状態の時には双極性障害II型と診断されます。
普段の私たちは、脳からやる気物質が分泌されることで行動を起こすことができます。
双極性障害の方は、そのやる気物質が沢山出る状態とほとんど出なくなる状態の両極端になることでこういった状態を引き起こします。
躁状態の時にはテンションが普段以上に高いため、
- (必要ないのに)高額の買い物をしてしまう
- 睡眠時間がほとんど無くても眠くない
- その人らしくない程に怒りっぽくなる
という状態だったりします。
さらに、躁状態のエネルギーが切れると一気に突入するうつ状態。
テンションが高かった分、一気に気分が落ち込むことに…。
この時、勢いで自殺の可能性も絶対にないとは言い切れないため注意が必要です。
ADHD(注意欠陥多動症)
ADHDであることをカミングアウトしている有名人も多数いることで、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
堀江貴文さん・イチローさん・さかなクンさんを始め、エジソンやジョブズなどの歴史的偉人にもみられる傾向があります。
その特徴とは、不注意・多動性・衝動性の3種類とされています。
その他には特定の物事に強いこだわりを持つ性格とも。
日々の暮らしがやけに落ち着かない方や、どうしても忘れ物がなくならない方によくその傾向があると言われます。
その他にも本当によく喋る、(多くの人ができるような)我慢ができないなどもADHDの傾向です。
発達障害とは誰が決めるものなのか
人間誰しも、何をするにも得意と不得意があるものです。
発達障害とは、自分の不得意が理由で日常生活に支障が出る状態のことを指します。
ですが、自分の欠点や弱点を自分でカバーできるのなら、それは障害と言う必要はありません。
生まれつき視力が低くても、メガネをしてカバーできるならちょっと目が悪いだけ…という感じですね。
つまり、自分が発達障害であるかどうかは本人が自分で決めることなのです。
誰にどんな傾向があったとしても、他人が無責任に決めつけることではありません。
リトグリ芹奈の日常生活に及ぼす影響
「芹奈の病気は何がヤバいのか」と書きましたが、あえてデイリーのニュースと同じ表現にしました。
さて、実際に双極性障害とADHDがどんなヤバさがあるのか?ということですが、一番わかりやすい問題は「差別問題」だと思います。
双極性障害とADHDは、どちらも治療には心療内科・精神科の病院へかかることになります。
精神科の病院に通院歴がある。
悲しいことですが、その事実は心無い人たちが差別をするためのかっこうの材料になるのです…。
生まれつきの性質であるADHD。
精神科の病院に行ったところで、その人の性質が変わるものではありません。
そしてこういった性質から来る症状は、治るものではありません。
どうにかして上手に付き合っていくもの。
誰もが抱える自分なりのコンプレックス、結局はそれと同じなんです。
リトグリ芹奈の芸能活動への影響
双極性障害とADHDをカミングアウトした芹奈さん。
これからの芸能活動にどういった影響が出てくるのでしょうか。
芸能界と言えば、良くも悪くも「コネ」ありきの世界。
そこでの人間関係のトラブルがあれば、それは自分の首を絞めることになりかねません。
双極性障害とADHDのどちらも、薬を飲むことで症状を緩和させることができます。
症状の緩和が可能なら、それはコントロールのしやすさになります。
しかし忘れっぽいADHDにとって、薬を飲むことを忘れる可能性も決して無視できません…。
それでも自覚があるからこそ、苦手への対処も可能とポジティブに考えたいところです。
リトグリ芹奈の病気がグループ自体に及ぼす影響
ボーカルグループとして長い時間を共有してきたリトグリのメンバーたち。
インスタ炎上事件では芹奈さんに非はなかったものの、炎上するような投稿が衝動的に行われる可能性はゼロではありません。
習慣づけや周囲のサポートで、仕事での「やらかし」を防ぐことがこれからのグループの課題の一つになりそうです。
芹奈さんも芸能界に生きる身として、不倫や交通事故などの不祥事が起きないことを祈りたいですね…。
それこそリトグリの不仲説なんて面白い話じゃありませんから!
まとめ
リトグリの芹奈さんの「こだわりの強さ」などが良いところとして現れてくれるなら、それは間違いなくリトグリにとっての強みになるはず。
まだまだ発展途上の芹奈さん、その歌声を聞き逃さないようにしなくちゃですよね!
これからのリトグリの活躍にも期待しましょう!
最後までご覧いただき有難うございました。