2021年の春ドラマ「リコカツ」への出演で女優としても注目されている声優の三石琴乃さんの容姿を初めて見た人の中には、
「今も綺麗だけど若い頃はどんな感じだったんだろう?」
といった疑問を持った方もいるのではないでしょうか?
私もエヴァのミサトさんの声優として知ってはいましたが、テレビでお顔を拝見した時には美人過ぎて驚きました。
きっと若い頃から美人なんだろうと調べてみると、アイドル級に可愛いかったことが判明!
そこで今回は、三石琴乃さんの過去の主な出演作品を年代別に解説しながら、どんだけ可愛い声優さんだったのかをご紹介していきます。
三石琴乃の出演作品経歴まとめ
それでは人気声優・三石琴乃さんのこれまでの出演作品の主な経歴を年代別にご紹介していきます。
1992年
三石琴乃さんの声優デビューは1989年の「それいけ!アンパンマン」シリーズでの様々な出演キャラを演じています。
その2年後となる1992年、24歳の三石琴乃さんにとって声優人生の大きな転機となるテレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」の主人公・月野うさぎ(セーラームーン)役に起用されます。
アニメの大ヒットと長期に亘ってのシリーズ化により声優としての知名度と人気を急上昇させる代表的な作品となりました。
1993年 25歳
1993年3月にファーストアルバム「Mo’Merry」を発表した三石琴乃さん。
声優としての人気と知名度はあったものの、歌手(シンガー)三石琴乃としての実績は声優として出演したアニメの関連曲だけだったので歌謡曲全盛の時代にあってはオリコンにランクインすることも出来ませんでした。
アニメソング(アニソン)の人気が国内だけでなく世界的にも認められるほど認知されてきた昨今とは違い、1990年代のアニメソングのヒットとなるとテレビで見るようなアイドルやアーティストが歌う曲に限られていた時代でした。
そんな声優が歌手として売れるには厳しい時代だった頃にあったのがビデオテープに代わるレーザーディスク(LD)というCDの大きいバージョンのような当時では新しいタイプの映像メディア。
そのLDに収録されて発表されたアニメ「美少女戦士セーラームーン」1期の特典映像に収録されていた若い頃の三石琴乃さんを含む5人のセーラー戦士の声を担当する声優が揃って歌っている貴重な映像がありましたのでご紹介します。
当時としては珍しい声優が歌っている姿が見れる映像ですが、現在では普通に見られることに時代の流れを感じます。
それにしても、皆さんお美しい方達でしかも声がセーラームーンなので実写版のセーラー戦士で通用すると思いました。
1994年 26歳
1994年1月にセカンドアルバム「A・Ha・Ha」を発表した三石琴乃さん。
まだまだアニソンアーティストが売れるには厳しい時代は変わらず、本作品もオリコンチャートにランクインすることは叶いませんでした。
しかし翌年1995年には社会現象にもなった大ヒットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト役を担当したことで声優としての人気と知名度は更に不動のものとなる代表作品となりました。
その年は初のエッセイ本『月 星 太陽』を出版しています。
1996年 28歳
1994年から3年連続でシングルCDを発表した三石琴乃さん。
アルバムが売れない中で発表したシングルCDでしたが、やはり時代はアニソン声優を受け入れる体制が整っていなかったようです。
残念ながら発表したシングルCD3作品もオリコンチャート入り出来ませんでした。
その後、1999年にもシングルCDを発表しており、現在までに発表した4曲が全滅という寂しい結果となっています。
そんな冷遇されたアニソン声優の三石琴乃さんが発表したシングルCDのうち、
- 1995年11月22日発表「あなたになりたい」
- 1996年1月24日発表「あきれかえるほど」
これら2曲についての貴重なセールスCMの映像を発見したのでご紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=eZH_kcQ0L7k人気声優といえども売れない歌手のCDセールスのCMは、売れない演歌歌手やアイドルのような感じに見えてしまいますね。笑
作り方からローカル色が伺えるのは私だけでしょうか?
まぁヒットする確率が明らかに低い作品に対して制作側としてはお金がかけられないのは当然でしょうから、ローカル感が強いのは仕方のないことではありますが…。
それにしても三石琴乃さんの若い頃は本当に美人さんですね。
当時から美人声優として注目されていた三石琴乃さんは、声優ファン御用達の雑誌「声優グランプリ」でも表紙を飾るほどの人気声優でした。
1997年 29歳
1997年は劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」が2作品公開された年であり、葛城ミサト役の三石琴乃さんにとっても注目が集まる年になりました。
この頃は声優の仕事以外にも、ラジオの文化放送で「三石琴乃のエーベルージュ伝説」という冠番組のパーソナリティを1996年9月から2001年9月まで番組タイトルを変えながら5年間担当していました。
当時、関東ローカルで放送されていた「渋谷でチュ!」という声優をゲストに呼ぶ番組に三石琴乃さんが出演していた映像を発見しましたのでご紹介します。
2011年 43歳
三石琴乃さんは声優として海外ドラマ作品の吹き替えも数多く担当してきました。
中でも2006年から日本での放送が開始されたアメリカ・ABC系ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」が代表的な作品と言えます。
作品ではエレン・ポンピオが演じる主人公で、シアトル・グレース病院の外科インターンのメレディス・グレイの吹き替えを初回から現在に至るまで続けて担当しています。
アメリカでは2019年に第16シーズンが放送され、更にシーズンは更新されているロングヒットドラマです。
そんな長寿ドラマシリーズの吹き替えを担当していることについて、
「吹き替えには必要になってくるオリジナルの口の動きに合わせるというテクニカルな部分を、ポイントで押さえていけば、あとは現場の芝居の流れの中でやっていく。」
と7年を超える本作品での吹き替えで掴んだコツをトークショーで語っていました。
2014年〜2016年 46歳〜48歳
2014年から2016年にかけての三石琴乃さんはアニメ新作シリーズ「美少女戦士セーラームーンCrystal」に唯一の旧シリーズからの続投が決まったことで再び注目されることになります。
2015年には日本を代表するアニメ関連企業・団体が集結した『AnimeJapan 2015』が東京ビッグサイトにて開催されました。
開催期間中に行われた『美少女戦士セーラームーンCrystalスペシャルイベント』では、綺麗な着物姿で登場した三石琴乃さんが注目を集めることに。
まとめた髪にかんざし代わりに飾られたのは、ムーンスティックとロッドという作品中のアイテムを可愛く取り入れた姿でファンを喜ばせていました。
2017年 49歳
2017年はプロ野球東北楽天イーグルスの本拠地で応援ファンイベントとしてトークショーを開いた三石琴乃さん。
17/5/27 @koboスタジアム
三石琴乃さんトークショー#三石琴乃 #月野うさぎ #セーラームーン #楽天イーグルス pic.twitter.com/i8gfsMIy8h— シバフ (@shibahu419) May 27, 2017
さらには、映画「ワンダーウーマン」の特報映像のナレーションを三石琴乃さんが担当することになり、映画の主役である美女戦士と美少女戦士セーラームーンの夢のコラボが実現したと話題になりました。
2019年 51歳
生放送で緊張しましたわ。お聴き頂きありがとうございました❣️❣️
アニソンを聴くと、当時の記憶やら何やらが一瞬にして蘇りますね!#アニアカ pic.twitter.com/YwAsXOCCyy
— 三石琴乃 (@kotochawanmoon) April 27, 2019
2019年はNHK-FMでオンエアされたアニソン専門の音楽番組「アニソン・アカデミー」4時間スペシャルへ出演したことが話題となりました。
2020年 52歳
2020年は三石琴乃さんにとって初めての女優としてドラマに出演することになりました。
沢口靖子さんが主演の人気ドラマ「科捜研の女」が女優・三石琴乃さんのデビュー作品でした。
三石琴乃さんの役どころは、元病院長の男性が殺害された事件のカギを握る謎の女性という役柄。
ネット上でも三石琴乃さんの女優デビューの話題は注目されました。
2021年 53歳
2021年は三石琴乃さんにとって本格的な女優活動をスタートする節目の年になりました。
女優・北川景子さんとの共演でも注目されているドラマ「リコカツ」。
三石琴乃さんが演じるのは主演の北川景子さんの母親役です。
北川景子さんといえば、女優デビュー作品がドラマ「美少女戦士セーラームーン」の火野レイ(セーラーマーズ)役でした。
三石琴乃さんが月野うさぎ(セーラームーン)役ということで、二人のセーラー戦士の共演ということが大きな話題となりました。
また、三石琴乃さんはドラえもんののび太のママ役をやっていることもあり、スネ夫役の関智一さんとの対談動画では声優養成学校時代にライダースーツを着てバイクに乗って通学していたエピソードを明かしています。
ずっと変わらない三石琴乃の美貌の秘訣とは?
三石琴乃さんは自身の美貌を維持する秘訣について、
「声やのどだけ特別にケアする、というより、マスクをつけて過ごすなど、体調全体に気を使っています。風邪をひきそうになったら、すぐに病院で薬をもらいますし。
あとは3日に1回、体幹トレーニングをするくらい。これも始めたのは数年前。声にいいからというわけではなく、筋肉がある方が充実した50代を送れると思ったからです」
と語っており、50歳という年齢を忘れて気持ちの若返りを図る努力を日々続けているようです。
それは、外見だけではなく声優として14歳の月野うさぎになりきることで、声優としてだけでなく女性として充実した人生を過ごすための身体づくりを意識しています。
「女子会をしてはしゃいだり、おいしいものを食べたり、なるべく好奇心のおもむくままに行動しています。今は40才から始めた日本舞踊のお稽古に勤しんで、気持ちを上げています」
と語っているように、いつでも若い女の子の気持ちを想像できるように日常生活でも若さを意識しているそうです。
まとめ
今回は声優・三石琴乃さんの主な経歴について、年代ごとに解説してきました。
長い年月が経っても変わらず14歳の月野うさぎを演じられる理由が分かった気がしました。
それは、時間が経っても変わらないアニメのキャラに三石琴乃さんがいつでも変身できるように心身ともに準備を怠っていないからではないでしょうか?
女優として活動を始めたことで、今後は声だけでなくテレビに映る見た目にも磨きをかけていくと思われるので、ますます綺麗になっていくのがとても楽しみになりそうです。
最後までご覧いただき有難うございました。