美容整形で有名な高須クリニックの高須克弥院長といえば、既に全身にガンがあることを公表しており、病状が心配されます。
そんな病に侵されている高須院長の残された時間を寄り添って支える女性が「毎日かあさん」で有名な漫画家の西原理恵子さんです。
今回は『高須克弥と西原理恵子の馴れ初め|現在の関係と入籍しない理由が深い』と題して、二人の馴れ初めや現在の関係などを調査したのでご紹介してきます。
高須克弥院長と西原理恵子の出会いや馴れ初め
高須克弥と西原理恵子の馴れ初めは、漫画のファンとして送った一通のファンレターからでした。
高須克弥院長は元々西原理恵子さんの漫画のファンで、『ぼくんち』を読むためだけに雑誌を買っていたくらいなんだとか。
一方の西原理恵子さんは、新潮社の雑誌で「下品な高須克弥と友達になりたい」なんてことを書いていた。
これを半ば冗談だと思ったが「もしかしたら本気かもしれない」とポジティブに考えた高須克弥院長は、
「友達になってくれませんか?」
とファンレターを送ったところ西原理恵子さんからは、
「私はあなたをネタにさせてくれるだけでいい。お金も美貌も何もいらない。あなたをネタにするだけで私は幸せです。ネタにするときは必ずFAXを送って許可を得ます」
といった丁寧なお断りの内容の返事が返ってきたことで二人の距離が縮まることにはなりませんでした。
しかし、2000年に漫画の企画で西原理恵子さんがスポンサーを募集したことで、二人は初対面することになります。
西原理恵子さんがラジコンカーに高須クリニックのステッカーを張ることの承諾を得るために高須クリニックを訪問。
すると高須克弥院長は札束の山を積んで彼女を迎え、支援するスポンサーになることを提言して交流が始まりました。
西原理恵子と元旦那の関係
元々、西原理恵子さんには1996年に結婚した旦那さんがいました。
旦那との間に2人の子供を授かったが、アルコール依存症でDV被害を受けていたことで2003年に離婚している。
離婚後の2006年に、元旦那がガンになったことをキッカケに高須克弥院長との交流が深まっていきます。
この人(高須さん)はお医者さんだから、毎日会って、元夫のアル中やがんについてもいろいろ相談していました。本当、「医者がそばにいるといいなぁ~~~!」って思った(笑い)。
ガンに侵されて余命わずかな元旦那が「家に戻りたい」と言うものの、DVから逃れるために離婚した西原理恵子さんでしたが、高須克弥院長の進言で元旦那の最期を看取るために一緒にいることにしました。
その結果、元旦那が亡くなるまでの半年間は、喧嘩も無く子供と一緒に食事ができる平穏な家族団らんの生活を送れたそうです。
高須克弥院長の助言で僅かな時間だったが幸せな時間を過ごせたことにとても感謝しており、この頃から頼れる彼に惹かれていたかもしれませんね。
高須克弥院長の嫁・シヅの病気
一方の高須克弥院長も妻である高須シヅさんがガンで2010年3月に亡くなっています。
二人は昭和大学医学部時代の同級生で在学中に交際を始めた後に結婚。
昭和大学病院産婦人科勤務を経て、1974年に創設された高須クリニックグループの実質的な経営者として主に活動していました。
ガンに侵されて病状が悪化していくシヅさんに付き添いながら、「死んだらあとを追っていく」とか「引退して僧侶になる」と言っていた高須克弥院長。
そんな彼にシヅさんは「僧侶はいいけど引退や死ぬのはダメ!馬鹿なことをするんじゃない!」と怒られていたそうです。
シヅさんの最後を看取った高須克弥院長。
しかし、その後を追うように母親の高須登代子さんも他界し、愛犬のチャッキーも亡くなるという悲劇に立て続けに遭い、うつ状態になってしまいました。
お互いに伴侶をガンで失ったことで何か感じるものがあったのかもしれません。
食事が喉を通らないほど憔悴していた高須克弥院長を食事に誘ったのは西原理恵子さんからでした。
「ぴったりあった部品のよう。二人一緒になって、同じ方向に向かっていく、何かの野生動物を見ているよう。何度生まれ変わっても一緒になって、力を合わせて生きていくんだろうなって思いますね。理想の夫婦であり、憧れです」
~シヅさん亡き後、西原さんが高須院長に送った言葉~
この言葉の通りに二人は交際を深めて内縁関係になっていきました。
高須克弥院長と西原理恵子が入籍しない理由
交際を深めていった高須克弥院長と西原理恵子さんは再婚して籍は入れておらず事実婚の関係。
二人が入籍しない理由は、お互いの年齢的にも縛られずに恋愛を楽しみたいからなんだそうです。
夫婦関係になるよりもいつまでも恋人同士でいられるようにするため、入籍してもしなくてもお互いの気持ちが通じているならそれでOKという考え方が素敵ですね。
ただ、もしかしたら西原理恵子さんには一度DVの被害を受けている過去の経験があるので、入籍することに抵抗があったのかもしれません。
二人の生活拠点は別々で、高須克弥院長はクリニックのある愛知県に対して西原理恵子さんは漫画家として成功して東京・吉祥寺に大豪邸を持っています。
なので、高須克弥院長が毎週3日間を仕事も兼ねて東京で過ごすため、その間だけ夫婦としての時間を過ごしている。
高須克弥院長と西原理恵子とツイッター
高須克弥院長と言えばツイッターは外せない話題の一つですが、そのツイッターが原因で西原理恵子さんとの関係が悪化する危機に。
とにかく何しててもツイッターな高須院長に呆れてしまった西原理恵子さんは、
「『私が一緒にいても楽しくなくて、ツイッターばっかりするんだったら別れるからね』って言ったら、『じゃあわかった。別に離れてたって愛情は変わんないもん』って言って」
と初めて別れを意識したそうです。
しかし、その翌日に肺炎を患ってしまった高須克弥院長の、
「会いに来てくれる?」
「こないだケンカした俺は別の俺で、今日の俺は違う。あれは違う人だ」
と子供のような手のひら返しの言い訳に西原理恵子さんは、
「55歳にもなって、まだ男の扱いがわかってなかったな」
と甘えてくる高須克弥院長と仲直りをしたようです。
高須克弥院長から西原理恵子への遺言とは
2016年6月に感染性肝嚢胞(かんせんせい かんのうほう)にかかった高須克弥院長は、高熱にうなされて緊急入院していた。
それは年齢の問題もあるかもしれないが、何らかの理由でウイルスが肝嚢胞に入り込み、膿が溜まる感染症を引き起こしていたそうで発見が遅れていたらヤバかったほどの状況だったとか。
感染性肝嚢胞で死にかけた時に高須克弥院長は、西原理恵子さんに対しての遺言状を書き直して遺したらしい。
相続して欲しいものは2つで、
- 愛車のミツオカ「オロチ」
- 東京都内のゴルフ場の会員権
運転免許を持っておらず、女性では会員になれないゴルフ場の会員権と、どちらも西原理恵子さんにとっては役に立たない無用の長物。
これは、形式にこだわらない妻・西原理恵子さんにあえて使いみちのないものを残すという高須克弥院長のユーモアが溢れています。
まとめ
今回はガンの病状が心配される高須クリニックの高須克弥院長と内縁の妻として支える西原理恵子さんの関係についてご紹介してきました。
あえて入籍をしないで必要な時に、必要なだけ愛情を深め合う恋愛関係のような夫婦のカタチがとても素敵だと思います。
過去にそれぞれの伴侶を亡くして心にキズを負った二人でしたが、それを乗り越えて最良のパートナーを得られた幸せを今は感じられてるのではないでしょうか。
残された二人の時間をどうか大切に楽しんでお過ごしください。
最後までご覧いただき有難うございました。